MAYA 組み立て日記 Phase1
Chocolate Box Maya Making Diary Phase1
< 本館作品紹介ページ > < DLsite.com 発売中☆ >
[ BACK BOTTOM ] [ BACK ] [ NEXT ]
組み立て日記01 「試作1号機 記念撮影」 (12.06/2007)
連載第1回目の今回は、既に完成している試作1号機を撮影しました。大きさがわかるように、様々な物と並べて撮影しています。次回からは、2号機の組み立ての様子を、可能な限り詳細にレポートしていく予定です。
Secret Chocolate Box MAYA
組み立て日記02 「用紙とプリント設定」 (12.12/2007)
使用する紙は、ハガキぐらい厚くて強いものがお勧めです。フォトマット紙(PMマット紙)の、厚めのものをお勧めします。フォトマット紙は、白さが鮮やかな方が印刷面です。
印刷時の設定は、A4サイズ、余白3ミリ、レイアウトオプションの位置合わせで「トリミングしない」がお勧めです。
また、印刷を実行する際は、通常の「プリント」ではなく、「マニュアルプリント(色調補正をしないプリント)」をお勧めします。通常のプリントでは、肌色を奇麗に見せる目的等で、勝手に色調補正が実行されてしまいます。その結果、各ページがバラバラな色合いになり、同じ色であるべき部品の色に食い違いが発生したりします。これは困るので、どのページも正確に同じ結果が出るように、マニュアルプリントで印刷しましょう。
「秘密のお菓子箱 MAYA」の全ページ数は8枚(組立説明図も入れると9枚)です。これをA4でプリントする場合、かなりの時間がかかります。雑誌でも何でもいいので、何か読む物を用意しておく事をお勧めします。
プリントできた紙は、念のため乾くまで数分は印刷面に直接触れないようにするのがお勧めです。また、長期間組み立てずに放置しておくと、厚い紙でもクルクルと丸まってくる危険があるので、汚れないよう包装した上で、雑誌など平らな物を重しに載せておくと良いでしょう。
今回は特に映像は無いので、前回と同様に試作1号機で撮影した写真を掲載しておきます。次回は、いよいよ部品A0の加工に入ります。
Secret Chocolate Box MAYA
組み立て日記03 「部品 A0 基底部」 (12.21/2007)
今回は、一番最初の部品である「A0」の、切り抜きと折り曲げ作業です。A0がどんな形状をしているかは、写真1枚目を参考にして下さいませ。
最初は切り抜き作業です。
いきなり台紙のまま細かい切り抜き作業を始めてしまうと、1つの部品に意識を集中している間に、他の部品へ余計な折目や傷や汚れを付けてしまう危険があります。それを避けるために、まず写真2枚目@のように3〜10ミリほどの余裕を残して大まかに切り放し、それからより本格的で細かい切り抜き作業に入るようにするのがお勧めです。
ハサミでもカッターでも、自分のやりやすい方を使いませう。カッターの場合は、刃は頻繁に折って、常に最高の切れ味にしておくようにしませう。ここでケチってもあまり良い事はないです(汗)
ちなみにこの部品A0は、完成時には完全に内部に隠れて、外からは見えません。このため、多少なら切り口が汚く仕上がっても失敗しても大丈夫なので、勇気を持って最初のステップを切り出しませう。
次に折り曲げ作業です。
折る前に、写真2枚目Bのように先の尖った堅い物で、折り線に沿ってスジを付けておくと、素直に折る事ができます。道具は何でもいいですが、あまり先が鋭い物だと、紙の表面をけばだてて痛めてしまう場合があります。今回は写真の通り、ピンセットの先の方の曲がっている部分を使ってみました。
スジを付け終わったら、実際の折り曲げ作業に入ります。小さな部品のであれば、スジさえ付けておけば、手ですぐに折る事もできます。しかし、今回のA0のように、大きな部品の、非常に長い折目を正確に真っ直ぐに折るには、多少コツが要ります。写真2枚目CDを参考にして下さい。
[ Photo 1 ]
[ Photo 2 ]
Secret Chocolate Box MAYA
組み立て日記04 「部品 A1/A2 内部骨格」 (01.01/2008)
今回は、部品「A1」と「A2」です。切り抜き、折り曲げ、そしてごく部分的なものですが、接着(のりづけ)作業を行います。
A1とA2の展開図の形状は写真を参考にして下さい。
切り抜き、折り曲げの作業は、前回の説明を参考にして下さい。
問題は接着(のりづけ)です。今回は、写真の中で黄色で示した部分だけを接着してみます。
使用する接着剤(のり)は、ごく普通の事務用のり(透明な液状のやつ)で充分です。ただし、ゴムっぽい黄色の色付きタイプは、失敗してはみ出した場合に汚く目立つ場合があるようです。純粋に透明な液状のものをお勧めします。
細かい部分にのりを塗ったり、均一に塗り広げるために、「へら」のような道具があると便利です。
また、指が入りにくい部分で接着作業ができるように、ピンセットも準備しておきましょう。実際のピンセットの使用例は、写真を参考にして下さい。
Secret Chocolate Box MAYA
組み立て日記05 「部品 A1〜A4 底面補強」 (01.18/2008)
今回はまず部品「A3」「A4」の切り抜きと折り曲げを行った上で、「A1」〜「A4」までを全て「A0」へ取り付けます。
A3とA4の展開図の形状は写真を参考にして下さい。ここで見えている面は基本的に底面(下向き)になります。
用紙の印刷面から見て、濃い色の「凹」と書かれた部分が凹、薄い色の「凸」と書かれた部分が凸、白い部分は垂直面になるよう、蛇腹状に折り曲げます。
A0に対する接着順は、A1、A2、A3、A4がお勧めです。蛇腹状の部品は、一気に取り付けずに、蛇腹の1つ1つを外側から順にのりづけしていくと良いでしょう。A3とA4の間の接続は、最後にするのがお勧めです。
仕上がりの様子は、正立状態と倒立状態の写真をよく参考にして下さい。接着が完了したら、写真のように正立状態で四隅に重しを乗せて一晩以上おき、ねじれたりしないよう真っ直ぐにして、のりが完全に乾くのを待ちましょう。
Secret Chocolate Box MAYA
組み立て日記06 「部品 A5/A6 ベースサイド」 (02.02/2008)
今回は部品「A5」「A6」です。
展開図の形状は写真を参考にして下さい。外形は同じですが、「A5」が足側、「A6」が頭側になります。
本体の両端に、下側から巻き込むように取り付けます。のりを付ける部分は、図の赤い部分を参考にして下さい。
接着後は、前回と同様に重しを乗せて、真っ直ぐ乾くようにするのがお勧めです。
Secret Chocolate Box MAYA
組み立て日記07 「部品 A7 背景レイヤー」 (02.10/2008)
今回は部品「A7」です。
図中の凹ませる所がポイントになります。それ以外では、特に難しい部分は無いと思いますが、いかがでしょうか…。
Secret Chocolate Box MAYA
組み立て日記08 「部品 A8 解剖レイヤー」 (02.20/2008)
今回は部品「A8」です。
のりづけする前に、まずは図中のように、お尻の部分を下へ曲げ下さい。折るのではなく、ソフトに、なめらかに曲げましょう。
また、いきなりのりづけはせずに、どういう状態で本体へ合わさるのか、仮合わせをして事前に確認しませう。「A8」は、頭側と足側へ、それぞれ少し飛び出すようになっています。
図中で、本体の赤く示した部分にのりを塗ってから、「A8」を慎重に取り付け、そっと圧着して下さい。
赤く示した部分だけでは、接着範囲が狭くて不足しているように見えるかも知れません。特に、お尻の周辺や、ふくらはぎ、かかと付近等が、固定されず浮遊しているように感じるでしょう。しかし、これは今後公開予定の『着せ替えセット』の衣裳を取り付けるために、必要な隙間になります。
Secret Chocolate Box MAYA
組み立て日記09 「部品 A9 人物レイヤー」 (02.25/2008)
今回は部品「A9」です。
前回「A8」ではお尻の部分だけ下へ曲げましたが、今回「A9」では平面のままです。そうする事により、入口を広げて待っている状態になり、開口部が棒をスムーズに受け入れるわけです;
前回同様、いきなりのりづけはせずに、どういう状態で本体へ合わさるのか、仮合わせをして事前に確認しませう。
図中で、本体の赤く示した部分にのりを塗ってから、「A9」を慎重に取り付け、そっと圧着して下さい。
赤く示した部分だけでは接着範囲が狭いように見えますが、これは作品完成後も「A9」を手前へめくって胎内(「A8」に描かれている断面解剖図)を見られるようにするためです。また、今後公開予定の『着せ替えセット』の衣裳を取り付けるためにも、この隙間が必要になります。
Secret Chocolate Box MAYA
[ BACK ] [ NEXT ] [ NEXT TOP ]